uSDCONF2A

uSD-CONF1 RoHS Compliant RoHS対応品です。
SDCard,NandFlashを使った
FPGAコンフィグレーションモジュール

 uSDCONFの基本コンセプト
 メリット1(簡単操作・高速書き込み)
 メリット2(デバッグに威力発揮)
 メリット3(使いまわし・移植性)
 メリット4(NandFlashでさらに高速)
 メリット5(モジュールのアップデート機能)
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世界最小・高機能
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uSDCONFの開発経緯とその効用

FPGAを用いたシステムの開発を長年行ってきて、常々不便に感じていたことに、
①コンフィグレーションにあまりに時間がかかりすぎる。
②それに付随して、前のVerと動作を比較したいとき、バイナリデータを往復で書き換えなければならない。

の2点がありました。
これらを解決すべく. . .

簡単操作・高速書き込み

バイナリファイルの書き込みは、WindowsのExploler上でマイクロSDCard(リムーバブルディスク)にマウスでDrag&Copyするだけで、高速に行えます。
あとはバイナリファイルを書き込んだマイクロSDCardをモジュールのソケットに挿入するだけです。
JTAGケーブルを接続する煩わしさ>や、転送が終わるまで、数十分の間待つ必要がありません。
デバッグ中の思考の中断を最小限に抑え、効率のよいデバッグ環境を構築できます。
ソフト開発担当者も簡単にバイナリファイルのアップデートが行えます。
バイナリファイルのアップデートが簡単なため、メールやFTPによりバイナリファイルを受け渡すことにより、遠隔での作業指示が可能になり、ハード開発担当者の負荷を軽減します。
遠隔保守にも最適。マイクロSDCardを送って差し替えてもらうだけです。

 

SD_Copy
Drag&Copy1分で更新
デバッグに威力発揮

マイクロSDCardは大容量であるため、大規模FPGAのバイナリファイルを複数保存することが可能です。
最大16個のバイナリファイルロータリースイッチ情報(4ビット)をルートディレクトリ上に準備された制御用のファイル(CONFIG.TXT)上で関連付けを行います。
これにより、ロータリースイッチの操作で瞬時に所定のバイナリファイルを選択することが可能になります。
制御用ファイル(CONFIG.TXT)は、テキストエディタで簡単に編集できます。
これにより、デバッグ時の版数間の差分も実機上で簡単かつ瞬時に比較確認することができるのです。
デモ機に適用すると、ロータリースイッチによる選択操作で簡単にアプリケーションを切り替えることが可能になり、お客様を待たせることなく、多彩なアピールを展開することが可能になります。
使いまわし・移植性

付属のソケットを使用して実装することにより、プロジェクトが終了した後に取り外しが可能となり、モジュールを使いまわすことができます。
Xilinx,ALTERA問わず使いまわすことが可能です。
後述のアップデート機能により、FPGAの世代をまたいでの使いまわしも可能となるでしょう。
NandFlashでさらに高速

uSDCONF2Aモジュールは、マイクロSDCardの他に、二次記憶媒体として4Gbit 16bit幅NandFlashを2個搭載しています。
マイクロSDCard上のバイナリデータを、一旦NandFlashに転写することにより、FPGAへの転送を、より高速に行うことが可能です。
Nandに対してECC処理を行っており、512バイト単位に4ビットまでのエラーを修復します。
このとき、エラーを検出したことをLEDの点滅で知らせます。
また、次にNandのフォーマットを行ったときに、エラーを検出したブロックを隔離します。
バイナリファイルをマイクロSDCardからNandFlashへ転写後は、マイクロSDCardは不要なため、未装着で運用が可能です。
これにより、マイクロSDCardの盗難の心配もなくなり、バイナリファイルのハッキングの可能性も軽減されます。
モジュールのアップデート・アップグレード機能

mSD-Adapterと所定のJTAGケーブルを用いることにより、弊社ホームページから機能改善や機能アップされた最新のビットファイルをダウンロードして、モジュール自身の機能をアップデートすることが可能です。
一部機能をモディファイする特注も承ります。
現在、書き込みの確認が取れているJTAGケーブルは以下の通りです。
Part Number Maker Interface Software Note
59JTagCable 悟空株式会社 USB2.0 Diamond
Programmer

ispVM

 
HW-USBN-2A Lattice USB  
       
       
uSD-AdapterとuSD-CONF2イメージ
uSDAdapter02イメージ

RoHS対応品です。
本モジュールはmicroSDCardを媒体として、WindowsシステムによってCardに記憶されたバイナリデータをFPGAに転送してコンフィグレーションを行う機能を供します。
microSDCardには、最大2GBまでのFAT16でフォーマットされたCardを使用でき、容量の許す限りバイナリデータを格納することができます。
(FAT32でフォーマットされたmicroSDCardや、2GByteを超えるSDHCには現状対応していません。)
Xilinx,AlteraのFPGAのコンフィグレーションが行えます。(Latticeは調整中)
microSDCardへのバイナリデータの書き込みは、Windowsシステム上のExplorer上でDrag & Copyするだけで簡単に行えます。JTagケーブルを接続する煩わしさがありません。
microSDCard上に格納する”CONFIG.TXT”の名称のアスキーキャラクタで記述された制御ファイルにより、FPGAに転送するバイナリデータの選択や、コンフィグレーションに関する各種パラメータを指定することが可能です。
“CONFIG.TXT”の先頭で、メーカ指定コマンドを入力すると、そのメーカに固有のパラメータ値をデフォルトとして設定することが可能です。
microSDCard上に格納されたバイナリデータは、“CONFIG.TXT”上で、バイナリデータ名とAREA[3:0]ピンによって指し示される0~Fの16個の16進数文字と関連付けを行うことにより、AREA[3:0]ピンに接続されたロータリSW設定により、最大16個のバイナリデータを瞬時に選択し、FPGAをコンフィグレーションすることが可能です。
本機能は、例えばデバッグの場面で開発段階の複数のバージョンのバイナリデータの動作比較や、デモの場面で複数のアプリケーションを瞬時に切り替えてデモンストレーションする場面などで威力を発揮します。
microSDCardとのインタフェースは50MHzのHighSpeedモードで転送を行います。
SDCardからFPGAへのコンフィグレーションのデータの転送速度はSDCardにもよりますが、
16MByte/sから22MByte/s前後です。
Nand 32bit動作で、32Mbyte/s前後の転送速度となります。
FPGAへの転送バス幅を1bitと8bitから選択することが可能です。(MODEピン参照)
◇microSDCardからFPGAへのSlave Serial(Passive Serial)によるコンフィグレーション。
◇microSDCardからFPGAへのSlaveSelectMAP8(FPP)によるコンフィグレーション。
FPGAへの転送クロック(CCLK(DCLK)出力)は、”CONFIG.TXT”で指定することにより、下記の速度から選択可能です。
    50MHz(デフォルト),25MHz, 12.5MHz, 8.33MHz, 6.25MHz,5MHz, 3.125MHz,
    1.56MHz, 0.78MHz, 0.39MHz
ワードアライナ機能をCONFIG.TXT上で有効にすることにより、XilinxのbitファイルやAlteraのPOFファイルの先頭にある管理情報を読み飛ばし、32個のFFから転送を開始すことが可能です。
これにより、バイナリデータとして、XilinxのbinファイルやAlteraのRBFファイルは本よりbitファイル、POFファイルも指定できます。
0から15回のコンフィグレーションのリトライ回数が指定できます。
バイナリデータの先頭にプリアンブルを挿入したり、バイナリデータの最後にポストアンブルを可変長で挿入することが可能です。
PROGB(nCONFIG)の立ち上がりからINITB(nSTATUS)の立ち上がりまでの間隔や、INITB(nSTATUS)の立ち上がりからCCLK(DCLK)の出力開始までの間隔を指定することが可能です。
複数のFPGAをデイジーチェインさせたシステムにも対応可能です。
   
 
データシートやアプリケーションノートは、下記よりダウンロードいただけます。
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出荷品構成
1 uSDCONF2A本体
2 2Gbyte uSDCard(動作確認済)(Datasheet,config.txtのサンプル添付)
3 乾燥剤+静電袋+ブリスターケース
 

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